いくらボディがキレイでも、ヘッドライトレンズが黄ばんでいたり曇っていては、車の印象はみすぼらしいものとなってしまいます。また、見た目の問題だけでなく、ヘッドライトの光量が減少するため、夜間の視野が十分に確保出来ず危険でもあり、車検にも通らなくなる可能性があります。

従来のガラス製と比較して、成型が容易、軽量、耐衝撃性に優れ衝突時の安全性などにも寄与する…などのメリットから、現在販売されている車のヘッドライトレンズの多くは樹脂製（ポリカーボネート）になっています。ただし、長期的な使用においては、紫外線や熱の影響を受けやすいという弱点を持っています。

樹脂でできたヘッドライトレンズの表面には、紫外線劣化を防ぐ目的であらかじめコーディングが施されていますが、紫外線、走行中のチリ等の衝突、洗車等による摩擦などの影響により、コーティングが次第に劣化し、レンズが紫外線などによるダメージを直接受けるようになり、結果、黄ばみや曇りが発生します。また、レンズ素材自体の劣化により、クラックなども発生してきます。

この黄ばみや曇りの解決策としていろいろな方法がありますが、効果・耐久性・コスト・施工時の安全性など、全ての点をカバーする決定的な方法というものがないのが実情です。

完成度の高い方法はそれだけ手間と時間がかかるのでどうしても料金が高くなります。しかし、高級車や愛車家などならともかく、日常の足や業務用として使用しているユーザーが、そのようなコストをかけることに納得されるでしょうか？

逆に、市販のケミカル商品などは手軽に施工出来るものの、とても納得のいく効果には至りません。また、最近話題の薬品を気化させ、その蒸気でレンズ表面を溶解する方法は安全性に問題があります。

クォーツテクニカでは、施工性とコストパフォーマンスに重点を置き、この黄ばみ問題に取り組みました。そして開発したのが、黄ばみ取りの「SFC」、コーティング剤の「HLC」です。この２品の使用した施工プログラムは、片側約20分程の軽作業で済むため、低価格でユーザーに提供することが可能となり、施工性、効果、耐久性、料金など、ヘッドライトカバー再生に求められる点を、バランス良くクリアしております。